2020年6月1日の日本経済新聞の朝刊記事に
という記事が掲載されました。
新型コロナウイルスへの対応で在宅勤務が急速に広がるなか、テレワーク特有のハラスメントのリスクが浮上しています。
チャットやメールなど文字だけのやり取りの増加や、部下の働いている姿が見えない状況が引き起こすパワーハラスメント、在宅勤務で私的な部分が垣間見えることで起こるセクハラのリスクがあります。
気を付けておきたい例としては、
・室内の様子や私生活への干渉
・オンライン飲み会の強い勧誘
・行動や時間の使い方を必要以上に求める
・通信環境などへの口出し など
・オンライン飲み会の強い勧誘
・行動や時間の使い方を必要以上に求める
・通信環境などへの口出し など
在宅勤務では業務とは関係のない話はしないことや、普段以上に相手への言葉を慎重に選ぶなど細心の注意と十分な配慮を心がけておくのが良いと思われます。
十分な準備をする間もなく急遽始まった在宅勤務ですが、今度の働き方にいい影響を及ぼすことが期待されています。
リモハラが起きないよう、企業側が気を付けるのはもちろん、ビデオ会議ではきちんとした服装をすることや私物を映さないなど会社と従業員でルールを作っておくのもいいかもしれません。
2020年6月からは大企業にパワハラ防止法が施行され、企業はこれまでよりも一層力を入れたパワハラ対策が必要です。
これを機会に今一度仕事におけるハラスメントについて考えてみてはいかがでしょうか。
<野村 貴司>