2022年3月2日の日経新聞に
という記事が掲載されました。
2023年春卒業予定の大学生を対象とした採用説明会が3月1日に解禁され、就職活動が本格的に始まりました。
今年は、新型コロナウイルス禍での就職活動が3年目となります。コロナ禍からの経済正常化を見据え、企業の採用意欲には回復の兆しが見え始めました。
また、コロナウイルスで影響を受けた運輸や旅行業でも新卒採用を再開させる動きや、コロナ禍前の採用水準に近い水準に回復させる動きが見られます。
コロナウイルス禍での就職活動では、採用活動を中止させざるを得ない企業もありました。また、学生は志望していた企業にエントリーすらもできない、もしくは、選考途中に採用活動の中止という状況になってしまうこともありました。
そんな状況での就職活動が2年ほど続きましたが、回復の兆しが見えてきているのはとても喜ばしいことだと思います。
また、このコロナ禍によってオンラインの選考が普及しました。学生は時間や場所の制約なしに気軽に応募することができるようになりました。
しかし、その分内定や選考の辞退も増えているのも事実です。
オンラインの面接では、移動の手間が省けるというメリットがありますが、会社の雰囲気がつかめず、情報は色々と集めたはずなのに内定承諾先を決めきれないという状況も生まれています。そのため、ここ数年内定の辞退率が増加しています。
経済活動に回復の兆しが見られる今年も、オンラインと対面どちらの就職活動も行われそうです。会社にとっても学生にとっても、就職活動はとても大切な機会です。
皆さんにとっての就職活動が無事納得できる形になることを祈っております。
＜吉永 怜生＞