2023年10月3日の日本経済新聞の朝刊に
という記事が掲載されました。
国内主要企業は2日、2024年春入社予定の学生を集めて内定式を開きました。
記事によると、近年の人手不足の影響を受け、新たな取り組みをする企業が多くあるようです。
例えば、第一生命グループは、内定式後に内定者対象のキャリア面談を実施しています。
当グループは従来、このような面談は入社後に実施していましたが、今回のように前倒しして内定式後に実施するのは初めてだといいます。
この面談を通して長期的なキャリア構想を聞き出したり入社までの過ごし方などについて助言したりすることで、スムーズな現場配属につなげることが目的です。
また、アサヒビールも内定者70人を対象に、年明けから入社前にかけて、1人1時間ずつオンラインで配属やキャリアについて話す面談を実施する予定だといいます。
マイナビの2023年卒内定者意識調査によると、先輩や人事との面談を望む声も多くあり、学生側のキャリア意識の高さもうかがえます。
このような内定者に寄り添った対応は、内定者の不安を取り除くだけでなく、入社後のギャップによる離職防止にもつながります。
(引用 マイナビキャリアリサーチLab)
10月に内定式を行う会社が多いかと思いますが、形式化していないでしょうか?
いま一度、学生目線に立って内定式やその後の内定者フォローを見直し、会社にとっても学生にとっても有意義なものができるといいですね。
<近井 萌華>