2021年4月24日の日本経済新聞の朝刊に
と言う記事が掲載されました。
自⺠党の一億総活躍推進本部(猪口邦子本部⻑)は4月23日、希望者が週3日休めるようにする「選択的週休3日制」を導入するよう坂本哲志一億総活躍相に提言しました。
「週休3日制」とはどういう制度でしょうか?
週休3日制とは、1週間あたりの休みを1日増やし、週休3日とする制度です。
現在、週休2日制や、完全週休2日制を設ける企業が多くあります。
週5日で行っていた仕事を週4日ですることで、多様な働き方を推進し、休日を有意義に使うことができます。
週休3日制のメリットは、仕事と育児や介護との両立がしやすくなること、兼業やスキルアップに取り組みやすくなること等があります。
導入するにあたっては、1週間の所定労働時間は変えずに1日の労働時間を増やし、給与水準を変えないなど、給与体系や 労働時間管理の仕組みを変える必要があります。
また、1週間の所定労働時間を減らすと、年次有給休暇の付与日数が変わる場合があります。
(週4日勤務となり、かつ週の所定労働時間が30時間未満となると、年次有給休暇が比例付与になります。)
他にも、週休3日制を導入した場合、取引先と仕事を従来と同様に行うために、いつを休日とするか等も考える必要があります。
ワークライフバランスを考え、多様な働き方が選択できる社会になると良いですね。
<寺師 瞳>