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年金の仕組みについて

2021年2月20日の日経新聞の朝刊に

国民年金の仕組みと保険料

という記事が掲載されました。

毎月支払っている国民年金の保険料。

国民年金は老後の年金だけだと思っていないでしょうか?

・国民年金とは

収入が減るなどした人の生活を支える仕組みです。国⺠年金は主に3つのリスクに対応しています。高齢になって所得が少なくなったときには老齢基礎年金、病気や ケガで障害を負ったときは障害基礎年金、一家の大黑柱を失ったら遺族基礎年金を 支給し、本人や家族の生活を支えます。高齢者向けのイメージが強いですが、若く ても障害や死亡のリスクはあり、現役世代にも重要な制度です。原則60歳まで保険料を支払い、65歳から老齢年金を受け取ります。

・厚生年金とは

厚生年金保険は、国民年金に上乗せされて給付される年金です。基礎年金となっている国民年金の金額に、厚生年金保険の受給額が加算され、合計金額をもらうことになります。厚生年金保険の対象者は、主に会社員やサラリーマンなどが挙げられます。個人事業主でも従業員が常時5人以上いる場合には、強制加入となります。(ただし、飲食店などのサービス業は対象外です。)従業員数が4人以下の場合でも、従業員の2分の1以上が加入に同意する場合には申請をすることで任意加入を行えます。

年金制度は他にも企業型確定拠出年金や、個人型確定拠出年金のiDeCo、国民年金基金などがあります。

年金といっても様々な種類の制度があるようですね。

医療技術の進歩により平均寿命がますます延びている近年だからこそ、老後の生活や資金について考える人が増えているようです。

年金の仕組みを正しく理解して、豊かな老後生活を目指しましょう。