2021年12月15日の日経新聞の朝刊に
という記事が掲載されました。
政府は2023年春卒業予定の学生の就活について、企業の広報活動を大学3年の22年3月、面接を4年の6月にそれぞれ解禁するとしています。
しかし、近年では早く優秀な学生を獲得したという狙いから多くの企業で三年生の夏頃からインターンシップが開催されます。
インターンシップに参加することで、顔を覚えてもらえる、業界や会社について詳しい話を聞くことができるなどと就職活動を有利に進めることができる可能性があります。
そのため、大学三年生の夏からインターンシップに参加する学生が多いのです。
また、インターンシップの参加人数が限られている企業では、インターンシップの前に選考が開催されます。
政府が発表している面接の解禁は4年生の6月です。
そのため、以前よりインターンシップに参加よる、就職活動の早期スタートが、学業に悪影響をもたらすと指摘されていました。
そんな中、2021年の就職活動の時からコロナウイルスの影響でオンラインでの就職活動が定着することとなりました。
オンラインでの就職活動は、実際に会社の雰囲気を感じることが難しい、コミュニケーションが取りづらいなどのデメリットがあると言われています。
しかし、オンラインの就職活動では場所を選ばずに就職活動ができるという利点があります。
遠くの会場までいかなければいけなかった学生も授業の空いた時間に就職活動を進めることができます。
就職活動が早期化している現在の状況において、オンラインでのデメリットも意識しながら上手に活用することで、就職活動と学業の両立を図れそうですね。
<吉永 怜生>