2026年5月20日の日本経済新聞に
若手のAI・SNS利用に気をもむ企業 情報漏洩や不適切投稿のリスク
という記事が掲載されました。
生成AIの普及により、職場環境は大きく変化しています。
文章作成や資料整理など、AIを自然に業務へ取り入れる若手社員も増えており、業務効率化の面では大きなメリットが期待されています。
一方で、生成AIを用いて自己評価を作成した結果、実態と異なる内容が含まれていた事例や、職場内を撮影した動画をSNSへ投稿してしまった事例など、情報漏洩や不適切投稿への対応に企業が苦慮している現状が報じられていました。

若い世代はAIを使いこなすスピードが早い一方で、リスク意識が十分ではないケースもあるため、AI研修やSNSリテラシー教育といった「適切に使うための教育」を急ぐ動きが企業では広がっています。
また、生成AIを安全かつ効果的に活用するためには、社内ガイドラインの整備も重要です。
一方的な制限だけでは、現場との温度差が生まれやすく、形骸化してしまう可能性もある為、社内ルールの目的の明確化や関係部門によるレビュー体制など複数の視点を取り入れながら運用しながらルール整備をしていくことが大切です。

「最終的な意思決定の責任はAIではなく人間にある」
生成AIやSNSとの向き合い方は、今後の人材育成や労務管理にも大きく関わるテーマになっていくと思います。
企業には、世代ごとの価値観の違いを理解しながら、安心してAI活用できる環境づくりが求められているのではないでしょうか。
<鴻矢 智美>