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テレワーク施設の利用促進について

2021年2月9日の日経新聞に

テレワーク施設利用促進へ割引

と言う記事が掲載されました。

東京都はサテライトオフィスやホテルのテレワーク利用を促すためのキャンペーンを始めました。

利用者は施設によって1日無料体験や利用料割引などの特典が受けられるようです。

こちらは「TOKYOテレワーク」というアプリで東京都を中心に施設を紹介しており、現在1100施設が登録しています。

東京都の調査によると都内企業のテレワーク導入率は1月後半で63.5%でした。

まだまだ感染拡大抑制に向けて導入率を高める必要があると感じており、今回のキャンペーンでテレワークの実施を後押ししたいと考えているようです。

弊社のある福岡県にもテレワーク用のワーキングスペースがたくさんあるようです。

地下鉄などの駅周辺に1時間あたり数百円から借りることができる個室があり、ネットから予約し数ヶ月先まで予約することもできます。

1〜4人など個室で机と椅子だけでなくソファーやコーヒーなども準備されているところも多いようでお昼休憩でもほっと一息つくこともできますね。

テレワークと言われると在宅勤務を一番に思い浮かべる人が多いと思いますが、在宅勤務では「家族がいて集中できない」や「仕事環境が整っていない」「集中力が続かない」など悩みを抱えて居る人も多いようです。

こういった悩みがあるビジネスパーソンにはワーキングスペースを利用してみるのもアリかもしれませんね。

また、ワーキングスペースは時間を指定して利用するので、退出時間も決まっておりテレワークで問題視されている残業時間の増加の防止にも繋がりそうですね。

新型コロナウイルスの感染拡大により急速に導入する企業が増えたテレワークですが、感染拡大防止だけでなく、もともとは働き方改革で注目されていました。

弊社でも従業員のお子様の体調不良のため出社予定をテレワークに切り替える対応をとることもありました。

働くお母さん、お父さんのその日の状況に合わせて切り替えることができるのは働きやすい環境になりつつあることを実感できますね。

新型コロナウイルスによって急速に導入が進んだテレワーク。

新型コロナウイルスを機会にするのはなんとも言えませんが、これを機に働きやすい環境を整えておくことは会社で働く従業員にとっては魅力的に映るのではないでしょうか?

テレワークスぺースの利用料金はどうするかと言った問題も発生する可能性はありますが、感染拡大防止ができ良い環境で集中力が高まり生産性が上昇するのであればやってみる価値はありそうですね。

テレワークを導入したいが家に作業環境が整っていないと言った場合などケースバイケースでワーキングスペースの活用を検討するのもいいかもしれません。